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八丈自然探訪

アクセスは、時間をかけて旅を楽しむ海からは夜、竹芝桟橋を大型客船で出航して翌朝着。気持ちだけじゃなく身も早く着きたいのなら、羽田空港からジェット機で約45分で到着。
島に到着してからの交通手段はバス、タクシー、レンタカー。前日までに予約をする定期観光バスのコースってのもあるし、路線バスで思いのままの旅もありだよね。八丈島の路線バスは前乗りの前払いなので、運転手さんに行き先を告げて料金を支払ってね。小銭はもちろん用意しておいた方が便利。レンタカーを借りる場合は、手続きの関係もあるので早めに予約をしていたほうがいいよ。

まずは空港のインフォメーションに立ち寄って、地図やバスの時刻表など情報収集をしよう。
ここで、路線バスを利用したい、やっぱり温泉三昧したい人にはお得情報!
購入日から2日間限定の「バス乗り放題・温泉入り放題」のお得なチケットを発見!
温泉は「ふれあいの湯」「やすらぎの湯」「みはらしの湯」で利用できて、しかも料金は、大人1,000円・小人500円。空港や港の案内所、観光協会、バスの事業所で手に入れてね。
さて、まずは八丈島を高いところから見下ろしに、西山のシンボルになっている伊豆諸島の中でも一番高い山「八丈富士」に向かうべし。
車窓からの景色は旅の始まりを感じちゃってワクワクっ。


@ふれあい牧場へGO!
八丈富士の7合目にある鉢巻道路を左に曲がると「ふれあい牧場」に到着。
「気持ちいい〜」って伸びをしながら、島の空気を存分に味わいながら歩いていくと展望台まで続く遊歩道は、左右に広大な緑の大地。

放牧されているジャージーやホルスタインがゆったりと過ごしていると思えば、こっちを見てるじゃない。エサをあげてみてみると、ウルウルとしている瞳で「もっとほしいモウ」とおねだりしてくる仕草がカワイイ。名前がついているので呼んであげよう。
展望台からは八丈島のもう一つのシンボル三原山や、細長い飛行機の滑走路や島の中心部が見えて、振り返れば壮大な八丈富士と眺めは最高!
眺望を妨げるものはないので、白い風車の力を利用した風力発電の電気は、牛舎や休憩室

に使われているんだとか。
美味しい牛乳を飲みながら自然エネルギーを感じてね。

A南原千畳敷
穏やかに見える八丈富士。
噴火して海岸線まで流れ出した熔岩は黒岩となって、海岸に約500mにもゴツゴツとダイナミックに敷き詰められている南原千畳敷。
岩に腰をおろして、青黒い海に一際目立つ八丈小島を眺めていると、白い荒波がもろに岩肌に砕け散って。
その昔「鳥も通わぬ」とうたわれた島だったことを思い出す。
今ではこんになに近い島なのにね。


関ヶ原の戦いで敗れた後、流された宇喜多秀家のお墓が八丈島にあることから、海岸付近に仲むつまじく並んでいる宇喜多秀家公と豪姫の碑。
平成9年に岡山城開城五百年記念として建てられた像は宇喜多秀家の出身地、岡山市に向かって建てられているとか。
夕日の名所にもなっているこの場所から、これまでの時間を取り戻しているか時を経て、やっと再会できて良かったね。
流されてきた流人たちの、受け入れた島の人たち心情、そして時世に。

先人達に思いを馳せて、歴史民俗資料館に行こうと思ったら、グ〜ッとお腹がなっちゃった。

●昼食は合月がおすすめ! 明日葉うどん
気がついたらもうお昼。
時間の流れがわからなくなったのは、島時間マジックかも。
うどん・そば専門店の「合月」さんで、名物「明日葉うどん」をいただくことにしよう。
明日葉の緑色がピカッて輝いているうどんはクセがなく、ツルッとした喉越しが美味しい。
島薬味、島とうからしは少しずつ入れないと、ピリリッと後味にくる辛さがクセになっちゃうし大満足!
ご馳走様でした。

郷土料理でお腹が一杯になったら、次は歴史探索だ。

B歴史民族資料館
映画セットの一部のようなレトロな建物は、旧東京都八丈支庁舎。
旧玄関をよく見るとサンゴが散りばめられているよ。
土器や石器の先史時代から、生活用品、農具、漁具など各テーマにわかれているので、とてもわかりやすく見ごたえあり。
これだけ集められたことからしても、大事に使ってこられたのでしょうね。
歴史の一部を知る上で、流人と島の人々との係わり合いや、どのような生活を送っていたのかを学ぶことができる貴重な資料を見ていると、島の人たちは様々なことに目を反らすことなく受け入れてきた歴史に、感慨もひとしお。

今でも受け継がれている伝統工芸品で幕府への貢納品だった黄八丈は、詳細に織り方が記されている見本。
これはすごい!
歴史を紡ぐ黄八丈の手織り体験を明日に予約しているから、楽しみっ。

C玉石垣
流人が一つ一つ海から運んできたといわれている玉石垣が多い、大里地区を散策。
一つの石を六個の石で囲っているのがわかるでしょ?
昔も今も変わらずに台風の通り道になっている島。強風から大事な屋敷を守るように積まれた「六方積み」は頑丈であるからこそ現在に至


るわけで、景観の素晴らしさだけじゃなく、すごい技術にも驚いた。しかも黒潮の荒波によって削られた丸石は、古を語っているようにも見える。味わい深い玉石垣の色、思いとは対照的なまでに、植え込みが生茂り緑色が鮮やで赤いハイビスカスといい、明るく太陽が燦々と降り注ぐ南国ムードが漂っているよ。

Dふるさと村
立派な玉石垣に囲まれ足を踏み入れると、懐かしい茅葺き屋根からなる伝統的な母屋。
マヤ(牛小屋)、閑所(便所)などが復元されていて、誰かのお屋敷に迷い込んだような気がしちゃう。
その中でも高倉は、倉庫のような保管場所なので高床式にすることでネズミから食料を守り湿気を防いだり。
また、玉石垣の上にツバキなどの防風林を植え込むことで強風の島の風土に合った造りなのが、よくわかるよ。

日本家屋と島ならではの生活の知恵、アジアを感じさせる異国情緒たっぷり。

E大坂上(展望を楽しむ)
歴史や町並みにふれた大賀郷から、今度は島の南側に移動しよう。

大坂トンネル手前に車窓の眺めもバツグンだけど、見晴らしのいい展望台があるのでちょっと降りて見下ろすと、流人たちが玉石を運んできた海岸の横間ヶ浦、右手には八丈富士の裾野が雄大に広がっていて、八重根港、八丈小島。
この絶景に見惚れちゃう。
「大坂夕照」と八丈八景に選ばれている夕日の名所にもなっているし、黄八丈の独特な美しい黄色い輝きのように沈む夕日は見ておきたいね。

ちなみに、このトンネルを境に大きく2つの地区に分かれていて、さっきまでいた大賀郷、三根を坂下。
これから向かう南側、樫立、中之郷、末吉は坂上と呼ばれているんだって。

Fエコあぐりマートで物産見学、民芸「あき」でお土産探し!
ふれあい牧場には風車があったり、自然と一体化しているエコな島。
地熱を利用した亜熱帯植物、果物のマンゴー、パパイヤなどの熱帯果実を栽培していて、特産のパッションフルーツがたわわに実っているところを見たのは初めてかも。
甘酸っぱくて美味しいんだよね。
しわしわになったころが食べごろなんだとか。
球根根やお花、観葉植物がお手ごろ価格で、

オヤツにと地元農家の人たちの手作りプリンは美味しい!じゃーん!そして最後にお土産探し。
ゆっくりとお土産選びをしたいと思って「民芸あき」さんへ。
玄関を入ると畳が引いてあるので靴を脱いで上がれば、ノスタルジックな雰囲気。

ショーケースには黄八丈の小物たちが納まっていたり、八丈焼やバリエーション豊富な島唐辛子を使った加工品はどれも試したくなるし、オリジナルクッキーなどのお菓子、本までと幅広く八丈島の名産・特産が選び放題。
気がつけば、手にはたくさんのお土産を抱えていました。
島の思い出話と一緒に届けよう!
文:Kuri  撮影:Satoh

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