静かで美しい東京の島
新島
NIIJIMA
サーフィンと「モヤイ像」で有名な、独自の文化と歴史が残る島。
世界でも珍しいコーガ石に覆われ、白い砂浜が美しいマリンスポーツのメッカ。
基本情報
BASIC INFORMATION- 面積
- 23.64km²
- 周囲
- 28km
- 東京から
- 163km
- 人口
- 2,190人(令和元年現在)

観光スポット

❶十三社神社
江戸時代に建立された神社で、伊豆諸島の開祖•事代主命、それに新島•式根島の12神の合わせて13神が祀られていることから十三社神社と名付けられました。毎年12月8日の例大祭は師走祭りと呼ばれ、そこで行われる神事「獅子木遣」は東京都の無形文化財に指定されています。

❷羽伏浦海岸
6.5キロメートルにも及ぶ白い砂浜が、伊豆諸島の中でも最も長く美しいといわれるビーチ。ハワイのノースショア並みの良質の波に恵まれているため、サーフィンの世界大会も開催され、多くのサーファーから愛されています。

❸新島村博物館
十三社神社の北側にある博物館で、島の暮らしや歴史を紹介しています。「六挺張り」による謀計網漁の模型や「くさや」の製法の紹介、映像展示などのほか、世界中から集められた60年代のサーフボートなどが見られます。館外ではカヤ葺き民家が復元され、かつての島の暮らしがリアルに再現されています。

❹湯の浜露天風呂
ギリシアの古代神殿を思わせる展望風呂。その造形美に加え、式根島や神津島など太平洋に浮かぶ島々の眺めも自慢のひとつです。温度が異なる六つの湯舟は、リフレッシュに最適のスポットです。新島ガラスのオブジェもステキです。

❺流人墓地
新島流罪中に亡くなった流人たちを弔った墓地で、118の墓が日蓮宗•長栄寺の共同墓地に隣接した一段低いところにあります。一面に白砂が敷かれたこの一角には酒樽やサイコロなどユニークな形をした墓も見られますが、それらは故人が生前好きだったものを流人仲間が偲んで作ったものといわれます。今も島人によって清掃管理されています。

❻新島ガラスアートセンター
コーガ石を原料としたガラス製品の研究•開発を目的として1998(平成10)年に開設された施設。緑がかった透明のガラスアートは近年人気を集めている新島の特産品でセンターでは実際にこのガラスアート制作を体験することできます。また、隣接するミュージアムには世界の現代ガラスアート作品が集められています。